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キャッシュフローとは

キャッシュフローとは

ここでは、キャッシュフロー計算書の分析方法を具体例とともにお伝えします。

フリーキャッシュフローとは? キャッシュフロー計算書の読み解き方を具体例から解説

交渉成立イメージ


ここでは、キャッシュフロー計算書と損益計算書の違いを見ていきましょう。また、営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローの概念も詳しく解説します。

(1)損益計算書との違い

(2)営業キャッシュフロー

(3)投資キャッシュフロー

(4)財務キャッシュフロー

3.キャッシュフロー計算書の分析の具体例

成長戦略イメージ


ここでは、キャッシュフロー計算書の分析方法を具体例とともにお伝えします。

(1)フリーキャッシュフローがマイナスの場合

(2)投資キャッシュフローがプラスの場合

(3)投資キャッシュフローのマイナスが大きい場合

(4)財務キャッシュフローがマイナスの場合

柴田亮さん

M&A・事業承継を検討している方へ

クローバー会計事務所
公認会計士・税理士 柴田 亮(しばた りょう)

1973年、静岡県出身。
1997年に上智大学卒業後、地方銀行勤務を経て中堅監査法人に入社し、株式支援業務を経験。
2006年に新日本監査法人に入社し、上場企業の会計監査業務を経験。
2008年に公認会計士登録(日本公認会計士協会東京会 登録番号22420)。その後、財務系コンサルティング会社に入社し、中堅・中小企業の株価算定・事業再生・M&A業務を経験。
2011年には東京さくら監査法人のパートナーに就任(現任)し、クローバー会計事務所を開設(現任)。2012年、税理士登録(東京税理士会 登録番号120861)。

キャッシュフローとは

例1)資金繰りの圧迫

キャッシュフローを管理しよう

例2)在庫=キャッシュのマイナス

キャッシュフローを管理しよう

例3)借入金を管理できていない

キャッシュフローを管理しよう

経営の結果である「決算書」
経営の重要な指標を示す「キャッシュフロー計算書」

キャッシュフロー計算書

企業の実態を表す「決算書」は、「税金を計算するためのもの」という位置付けや「銀行からお金を借りるためのもの」という考え方が浸透しています。
でも本当にそれで良いのでしょうか?
経営の結果である決算書は、貸借対照表や損益計算書が企業の財務状態や経営成績を示しています。いわば、「経営の成績表」です。大切なことは、この過去の結果としての指標である決算書をもとに、将来の経営計画を立てていくことなのです。
決算書を分析し、反省し、今後の経営に役立てていくことが必要です。

会計ソフトの活用について

会計ソフトの活用について

近年では、キャッシュフローという考え方がいろいろなところに使われ評価されています。
先に述べてきたとおり、企業経営のすべては「キャッシュを生み出すか否か」ということに集約されるため、「企業価値を算定」する方法や、「設備投資の意思決定」を行う際にも有効とされ、応用されています。

キャッシュフロー計算書の見方と活かし方

会計

キャッシュフロー計算書とは?

要は、 お金がどこで増えて、どこで減ったのか、そして期末にいくら残っているのか を示すものです。

キャッシュフロー計算書の区分

営業活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフロー

従って、 将来に向けて積極的に設備投資を行う会社は、この区分がマイナスになりやすい のです。

財務活動によるキャッシュフロー

※フリーキャッシュフロー

キャッシュフロー計算書の見方

A社のケース

B社のケース

C社のケース

キャッシュフロー計算書の活かし方

これはキャッシュが在庫になったままであることを意味します。

これでは 新たな設備投資もできませんので、早く事業の立て直しを行い、当期利益と営業活動によるキャッシュフローを黒字化することが必要 です。

アタックス税理士法人 代表社員COO 税理士 磯竹 克人 1987年 名古屋市立大学卒。税務・会計の業務を中心に数多くのクライアントに対する指導実績を持ち、親切で丁寧な指導が厚い信頼を得ている。現在は、事業再構築支援、事業承継支援、資本政策支援などを中心にクライアントの問題解決にあたっている。 磯竹克人の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

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推定キャッシュフロー計算書~報告書の読み解き方-29~

「最後はキャッシュフローですね。ここは3ページ・・・ありますね。キャッシュフローの考え方自体は先日教わりましたが、普段は最後の分析表しか見てないですね・・・」と青山が少しバツの悪そうな顔をしたが、小滝は興味津々という顔をしている。
「財務諸表分析表と同じで、分析表から入るというのは手順としてよろしいかと思います。1ページ目はキャッシュフロー計算書そのもので、数字も多いですから。分析表ではどこをご覧になっていますか?」
「上司に教わったとおり、まずは『推移分析』のところの営業CF・投資CF・財務CFの内訳を見ています。営業CFがマイナスの場合は要注意、ということですよね」
「そうですね。本業の営業活動でお金が減っていく状態なので、2期以上続くようだと危険信号と言われます。そのページの下の分析比率のところの『営業収支比率』と『経常収支比率』が100%を割り込んでいることも、同じようにキャッシュの不足が生じる状態を示しています。営業収支と経常収支の内訳は、その前のページの『経常収支の内訳表』をご覧いただけばわかる形になっています」
「ここの営業収支と経常収支の違いというのは、損益計算書の営業利益と経常利益の違いとイメージしておけばいいんですよね?」
「そうです。営業収支に営業外収支を加減したものが経常収支ですから。ということは、営業収支がプラスで経常収支がマイナスというのは、どういう状態だかおわかりですか?」と、小滝が青山に質問を投げると、リラックスしていた青山は不意打ちを食ったような顔をしながら答えた。
「えっと、営業外の収支が悪いということだから、焦付があるとか為替差損が出ているとか、そういうこと?」
「そうですね。そういうこともありますが、多いのは借入が多くて支払利息で赤字になっているケースだと思います。逆に、営業収支がマイナスで預金利息によって経常収支がプラスという会社はほとんどありません」
小滝は笑顔だが、油断は禁物である。青山の顔が引き締まった。 「営業CF・投資CF・財務CFの内訳を見ようと思ったら、1ページ目の『推定キャッシュフロー計算書』を見ればよいわけですね」
「そうです。ちなみに青山さんは有価証券報告書に付いているCF計算書と弊社のCF計算書、何が違うかご存知ですか?」と、小滝がいたずらっぽい顔をして質問を畳みかけてきた。
「えっ?上場企業の審査はあまりやらないので・・・有価証券報告書もあまり見たことがないですが・・・TDBのは決算書からの逆算、有価証券報告書のは当然自社で作成しているわけですよね」と、うろたえた青山に、小滝がやさしく答えた。
「そうですねそれは大前提です。TDBでは『推定キャッシュフロー計算書』としているように、入手した貸借対照表や損益計算書から推定して作成します。したがって、財務諸表を2期以上連続して入手した場合のみ、分析表を作成できます。他に何かありませんか?」
「いや・・・他には・・・」と窮地の顔をした青山には、小滝の目線が一瞬上から射るように見えた。 キャッシュフローとは
「こたえは、弊社では単体で作成していますが、有価証券報告書では基本的に連結ベースで作成されている、ということです」と言う小滝に、 (何だ、そこか・・・)と青山は相手のペースに乗った自分を悔いた。

まずは本業でキャッシュを稼げているか

ご存知のように、貸借対照表や損益計算書は「現金の収支」を表現していません。100万円の売上があっても、売掛金になっている間は、現金は増えません。また費用についても、減価償却費のようにその期に実際の現金支出がない費用もあります。
したがって、貸借対照表の現金預金が前期に比べて増えた・減った原因を詳らかにするために「キャッシュフロー計算書」があります。キャッシュフロー計算書ではキャッシュフロー(現金の動き)を「営業」「投資」「財務」の3つに分け、「営業」は本業の営業活動による現金の増減、「投資」は設備投資や資産売却などに伴う原因の増減、「財務」は銀行借入とその返済による現金の増減を示しています。
ここでのキーポイントは、「営業CF」です。「営業CF」がマイナスという状態は、営業活動の結果、現金が減っていく、つまり事業をやめたほうがよいという異常な状態を指します。こういう状態が続くと企業は借入を増やしたり(=財務CF)、資産を売却したり(=投資CF)して、足りない現金を補填することになります。そして銀行が貸してくれなくなり、売るべき資産も尽きると、会社は倒産に至るのです。

営業CFの動きは財務分析と関連

資金調達余力の参考指標も

なおキャッシュフロー分析には、「ICRbyCF」(Interest Coverage Ratio by Cash Flow)という指標も掲載しています。これは営業CFに支払利息・割引料を足したものを支払利息・割引料で割ったもので、倍率が高いほど借入余力がある(営業CFで支払利息等をカバーできる)ことを示す指標です。
また「有利子負債返済能力」は、「有利子負債をフリーキャッシュフローによって何年で返済できるか」を示すものです。フリーキャッシュフローは営業CFと投資CFの合計で、年数が少ないほど借入負担が軽くなりますが、逆に50年や100年と表示されている場合、それがすぐに倒産に直結するわけではありません。年数が長い場合は、借入の中身や金融機関の支援姿勢を確認しましょう。

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キャッシュフロー計算書とは?内容やパターンなど基礎知識をご紹介

損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書をまとめて、「財務3表」と言います。
いずれも会社の現状や将来を見据える指標として欠かせないものとなっています。
キャッシュフロー計算書は、損益計算書や貸借対照表に比べて知名度は低いですが、PLとBSの死角であるお金の動きをつかむ重要な計算書。 キャッシュフローとは
今回は、経理担当として把握しておきたいキャッシュフロー計算書の基礎知識を紹介します。

  • 投稿日:2017/09/26
  • 更新日:2021/08/27

キャッシュフロー計算書とは

キャッシュフロー計算書は、英語でCash キャッシュフローとは Flow Statementで、略してCSと呼ばれています。
PLが1年間の売上や利益の構造を教えてくれる表で、BSは決算日時点における財政状況を映し出した表。
CSは、PLやBSでは読み取れない現金(キャッシュ)の流れを教えてくれます。いわば、会社の家計簿のような存在と言えます。

では、損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)で把握できないお金の流れとはどんなものでしょうか。
会社の取引では売掛金・買掛金という信用取引が行われます。
この取引では、売上が計上された時点ではまだ入金されておらず、会計上と手持ちの現金との間にズレが生じてしまいます。

例えば、商品を仕入れてから販売まで30日、販売してから現金が入るまで30日かかる企業の場合、仕入れた商品がキャッシュになるまで計60日を要します。
しかし、仕入れ代金を支払う期日が仕入れから30日だった場合、30日間は資金不足に陥ります。
こうした会計上は黒字にも関わらず資金不足という状況は、損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)では把握できないのです。

キャッシュフロー計算書の内容

投資活動によるキャッシュフローは、設備や有価証券などに投資したり、それを売却したりした時のキャッシュの流れを表します。
一般的には積極的な投資によりマイナスになっている方が望ましいとされます。
プラスの場合は、資産の現金化を示しており、手持ちキャッシュの不足が疑われます。

財務活動によるキャッシュフローは、資金調達の状況を表しています。
借り入れや社債発行などによる資金調達を盛んに行なっていればプラス。
反対に、借入金の返済や社債の償還、配当金の支払いや自社株買いなどを行うとマイナスになります。

キャッシュフロー計算書の例と考え方

営業活動によるキャッシュフロー
項目 考え方
税金等調整前当期利益
減価償却費
受取利息及び受取配当金
売上債権の増減額
棚卸し資産の増減額
仕入債務の増減額
未払い消費税等の増減額
利息及び配当金の受取額 キャッシュフローとは
利息の支払額
企業のキャッシュを生み出す能力を示しています。同業他社と比較して高い場合は儲ける力が強く、マイナスの場合は経営上問題を抱えている可能性があります。ただし、企業のライフサイクルが導入期の場合は、総じてマイナスになるのでその限りではありません。

投資活動によるキャッシュフロー
項目 考え方
定期預金の預入による支出
定期預金の払戻しによる収入
有形及び無形固定資産の取得による支出
有形及び無形固定資産の売却による収入
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
投資に対する企業姿勢を表しています。一般的には積極的な投資によりマイナスになっている方が、企業のあり方として望ましいとされます。営業CFからこの投資CFを引いたものをフリーキャッシュフローと言い、これがプラスなら経営が良好と判断できます。

財務活動によるキャッシュフロー
項目 考え方
借入金の増加額
負債の返済
配当金の支払額
自己株式の取得による支出
自己株式の売却による収入
プラスの場合は、資金調達を行なったことがわかります。マイナスの場合は、有利子負債の削減や配当・自社株買いなどによる株主還元が行われたと判断できます。
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
1年間で全体のキャッシュがどれだけ増減したかがわかります。

キャッシュフローのパターン

3つのキャッシュフローとそれぞれが示すポイントについて簡単にふれました。
この3つのキャッシュフローは、事業のライフサイクルに応じたパターンがあります。このパターンを考慮に入れないと正しい判断ができません。
最後に、事業ステージにおけるキャッシュフローのパターンを見てみましょう。

企業の導入期は、キャッシュが出ていくことが多く、営業活動によるキャッシュフローは通常マイナスになります。
投資も積極的に行う必要がありますから、投資活動によるキャッシュフローもマイナス。
当然、資金も調達してこなくてはなりませんから財務活動によるキャッシュフローはプラスになります。

そして、成熟期になると営業活動によるキャッシュフローは大きくプラスになり、投資活動は落ち着いていき、緊急の資金調達需要は減少し、やがて返済して行くことで財務活動によるキャッシュフローはマイナスになっていきます。
これはあくまで典型的なパターンで、積極的投資を続け投資活動によるキャッシュフローが常にマイナスの企業もあります。
企業の戦略や方針にも左右されることを念頭に入れましょう。

キャッシュフロー計算書は、2000年より上場企業に開示が義務付けられたもの。そのため、損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)と比較して馴染みが薄いかも知れません。
しかし、PLとBSの死角となるお金の動きをつかめる上、企業の営業力や投資戦略を把握することができる重要な指標です。
数字の意味を読み取る力を養うには、とにかく多くのキャッシュフロー計算書を見比べること。
上場企業のキャッシュフロー計算書は決算短信で誰でも見ることができますので、様々な同業他社を比較して一つ上の経理マンを目指してください。

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