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FXの為替相場の予想に役立つ情報と、2つの分析手法

FXの為替相場の予想に役立つ情報と、2つの分析手法
為替相場を予想するためには、大きく分けてファンダメンタルズ分析とテクニカル分析という2つの大きな視点が必要になる。また、「夏は円高になりやすい」、「米中間選にむけては円高になりやすい」など、季節やイベントによって為替が動きやすいとされているアノマリー (理論的な根拠はないが、経験則的に起こりうるとされている事象) を把握することが見通しを考える上で役に立つ。為替相場の見通しを考える上で必要なポイントを紹介しよう。

外国為替相場の仕組みと予想のポイント

「ニーヨン、ウリ、ニ(24、売り、2)!」。スピーカーからある銀行のディーラー(外貨取引の担当者)の注文が流れます。この 暗号 のような言葉のうち、「24」は銭の部分を表します。この日の相場が110円台だったとすると、円の単位はみんな分かっているので省略し、「110円24銭」という価格を提示していることになります。「2」は売買高です。ドルの取引は100万ドル単位でするので、全体としては「110円24銭で200万ドルを売る(円を買う)」という意味になります。

取引形態は多様化しています

為替市場の動きを知る様々な値

為替は一物一価

終値、高値、安値、中心値などの値は、 中央銀行 である日本銀行(日銀)が発表しています。日本銀行のサイトの「統計」の中にある「外国為替市況(日次)」を開くと、毎日の相場を確かめることができます。ただ、どうやって調べたのか疑問を持つ人もいるでしょう。先に見たように外為市場は様々な業者が様々な方法で取引しており、全体を把握するのは難しそうです。

<2.為替市場を予想するポイント>

相場はなぜ動くのでしょうか

予想のポイント(1):経済の基礎的条件

米国や欧州など主要国・地域の 政策金利 は、低い状態が続いています。低金利によってそれぞれの通貨の価値を引き下げる「通貨安競争」につながるのではないかと懸念する声も出ています。

(2) 国際収支 ――国境を越えてモノ、サービス、資本(株や債券など)を売り買いした収支をまとめて国際収支と呼びます。すでに説明したように、例えば貿易収支(モノの輸出入)なら日本の黒字が増えるときは為替相場を円高に、黒字が減ったり赤字が増えたりするときは円安に動かす力が働きます。モノだけでなくサービスなどの取引も含めた「 経常収支 」でもお金のやり取りが発生するので原理は同じです。

(3)お金の供給量――各国の中央銀行(日本では日本銀行)は、物価や金融を安定させるため、世の中に出回るお金の量を調節します。これを金融政策と呼びます。例えば日本では物価が継続して下がる「 デフレ ーション(デフレ)」と呼ばれる現象が長く続いてきました。日銀は金利を下げて企業や個人がお金を借りやすいようにしてきましたが、金利はゼロ%近くまで下がってしまい、これ以上、下げる余地がなくなってしまいました。

そこで、銀行が運用のために持っている 国債 などを買い取って銀行に代金を振り込み、世の中に出回るお金の量を増やそうとしています。ところが、それでも世の中に出回るお金の量がなかなか増えません。銀行が企業などへの貸し出しを増やさず、余ったお金を日銀にどんどん預金してしまうためです。

このため、今年2月からは、銀行が日銀に預けるお金(当座預金)の一部にマイナス0.1%の金利を適用する「 マイナス金利 政策」を導入しています。銀行が日銀にお金を預けると、利子をもらえるどころか、逆に手数料を払わなければなりません。こうすれば、銀行は日銀に預けるお金は必要最小限にして、企業などへの貸し出しにお金を回すだろうという狙いです。

(4)物価――物価はモノやサービスの価格全体のことで、 消費者物価指数 などで測ります。一般に物価が上がる「 インフレ ーション(インフレ)」が起きるとその国の通貨は下落し、デフレが進む局面では通貨価値は上昇します。なぜでしょう。例えば、モノの価格が高くなるということは、同じ100円で買えるモノの量が減ることを意味します。つまり裏返すと、物価が上がっているときは、お金の「モノを買う力(購買力)=お金の価値」が下がっているのです。デフレのときは「お金の価値」が上がっているので円高になりやすいと言えます。現在の円相場の水準が割高なのか割安なのかを、日米の物価水準から考える方法があります。例えば、世界中で売られており、貿易もしやすい商品が、日本で1000円、米国では10ドルで売られているとしましょう。1000円と10ドルで同じ商品が買えるので、1ドル=100円(1000÷10=100)が、「通貨の実力」だということになります。一つの商品だけで物価を比べるのは乱暴ですが、仮に実際の相場が1ドル=120円なら、実力と比べて円は安くなりすぎていると考えてもいいかもしれません。英国の経済雑誌「エコノミスト」は、同じような考え方で、世界中で売られているマクドナルドの「ビッグマック(ハンバーガー)」から、1ドルが円やユーロでいくらになるかを計算して発表しています。

為替相場よむ3つのポイント 円・ドルどう売買

たとえばこれまで人気のなかったニンジンに、甘い品種が開発されたとしましょう。ニンジンが苦手だった子供たちが一斉に新商品に飛びつくと、値段はどうなるでしょうか? 新商品の値段は恐らく上がるでしょう。人気が高まれば値段が上がる、と考えればわかりやすいですね。では新商品以外のニンジンの値段はどうでしょうか? ニンジン全体でみると、甘い新商品を欲しい人が増える(需要が増す)分、そのほかのニンジンの需要は減ると考えられ、したがって値段は下がります。

1日5兆ドルが動く

(2)金利――中央銀行に注目する

(3)物価――インフレは円安要因に

<いかに予想するか>

予想の視点(1)ニュースの先を読む

予想の視点(2)データで先を読む

予想の仕方に「正解」はない

▼第19回円・ドルダービー 全国学生対抗戦への応募は こちらをクリックしてください 。1回戦締め切りは5月末。中学校から大学までの学生が対象で、同じ学校に所属する3人以上でチームを組み、指導教員がつくのが条件。1人の教員が複数チームを担当してもかまいません。3人に満たない場合や教員がいない場合は失格。参加時の応募番号をなくしても失格になることがあります。予想方法や予想の根拠は、別途、電子メールで添付ファイルとして送ってください。 FXの為替相場の予想に役立つ情報と、2つの分析手法 電子メール[email protected] くわしい募集要項は関連記事「第19回 円・ドルダービー 全国学生対抗戦」をご覧ください。

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